ユネスコのジオパークについて
ユネスコのジオパークについて
糸魚川市で1991年に制定したジオパークとは別に、1997年 以降、ユネスコでもジオパーク(Geopark)という言葉が使われ始めました。ユネスコの世界ジオパークでは、『地質学的重要性だけでなく、考古学的・生態学的もしくは文化的な価値もある1ないしそれ以上のサイトを含む地域』であると定義しています。一方、糸魚川のジオパークは地質学や地形学に限定したもので、ユネスコでいう『サイト』が糸魚川のそれぞれのジオパークに相当します。
糸魚川ではひすいや蛇紋岩を加工した縄文時代の長者ケ原遺跡や寺地遺跡も発掘調査され、松本街道(塩の道)は暴れ川の姫川を避けて、糸魚川-静岡構造線沿いのルートとなっており、地質学だけでなく人間とのかかわりでも大変重要な地域であると言えます。
日本ではまだユネスコの世界ジオパークに認定された地域はなく、糸魚川市はユネスコに先んじてジオパークという造語を使ってきたこともあり、世界ジオパークに認定されることを目標にさまざまな事業を進めていく予定です。
地質学的重要性だけでなく、考古学的・生態学的もしくは文化的な価値もある1ないしそれ以上のサイトを含む地域である。
持続可能な社会・経済発展を促進するための経営計画を有する(例えばジオツーリズム)。
地質遺産(Geological heritage)を保存・改善する方法を示し、地質科学や環境問題の教育に資する。
公共団体・地域社会ならびに民間による共同行動計画を持つ。
地球遺産(Earth heritage)の保存に関する最善の実践例を示し、持続可能な開発戦略へ融合していく国際ネットワークの一翼を担う。
世界ジオパークの目的
保護 地質学的遺産を保護する
教育・研究 教育研究に活用する
ジオツーリズム 見学旅行によって地域を発展させる